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あけおめことよろbyおく 2007/01/04(木)
去年はほんま色々とありました、と一昨年の暮れに書いて、あぁ、今年も去年はほんま色々とあったなぁ、と思っているところですが、今年は更新作業が年明けになったので、さて、今思っている去年はいつのことでしょう? 去年は去年ですわな。ま、とにかく色々ありました。 さて、流れからすれば、平成18年やから2006年の話ですな。 一番大きい話題といえば、やはり第1回新司法試験受験ですね。5月に日曜日を挟んで連続4日間という過酷な試験が実施され、とりあえず一月後の短答式試験足切りは辛うじてクリアしたものの、9月の最終合格発表ではやはり短答式で出遅れた分を挽回することができず、涙を飲んだのでした。 悲喜交々、色んな想いが錯綜し、去年の秋は何とも言えない時間を過ごしたなぁ。 まず自分自身の感想から言えば、旧試験も新試験も問われていることは同じであり、却って大変になったな、と感じているところです。受験予備校でのマニュアル化した勉強方法の脱却というのがあったみたいですけど、いくら法的思考力を重視するといってもやはり基本的な知識の部分は暗記なんですよね。なんとなく、その部分で楽できるような錯覚をしていて、そこが疎かになっていたのが敗因ではないか、と分析しているところです。大学院での予習復習で基礎知識を押さえるのが不十分やった、と言い訳したいところですが、法学既修者であり、たとえ時間がなくともきっちり点数を出して合格している人たちがいることを考えると、そんな言い訳は通用せんなぁ、と自戒しているところです。 僕の出身大学からは最終的に3名の合格者が出ました。足切りは4人クリアしていて、論文試験を合わせた合計点で一人振るわなかったのが自分という、情けない結果でした。力不足を自認しているだけにやむなし、と思う気持ちが半分。なんで自分一人だけあかんかったんや、という悔しい気持ちが半分。ここまでしんどい思いして勉強してもそれでもアカンかぁ、とガックリ来たのでした。そこから立ち直れているのかなぁ。立ち直ったつもりではいても、目前の生活のことを考えるとグラグラと足下が揺れることが多々あります。 次に嫁さまの様子ですが、かなりショックだったみたいです。発表直後こそ落ち込んでいる本人を励まそうと努めて明るく振る舞っておりましたが、休む頃には色んな想いが込み上げてきたのでしょう、久しぶりに嫁さまがおいおい泣くのを目にしました。それが何より堪えたなぁ。学歴の点で嫁さまからすればこんなすごい人なんや、というのがあるようで、そんな人が体を壊してまで勉強しているのだからまさか落ちるはずがない、と思っていたようです。こちらからすれば、まだまだ世の中には上がいる、という気持ちがあるのですが、嫁さまからすればその辺がピンと来ないみたいですね。 さらに周りの反応ですが、大丈夫大丈夫と期待させていた祖父にはかなりボロクソに言われました。まぁ、それは甘んじて聞かねばならんことやな、と分かっていましたが、やっぱり辛かったですね。5割受かる試験で受からんか、と言われるのが一番堪えるのですが、いくらできる人たちの中で5割という実情を説明したところで、世間的には5割という数字だけが一人歩きしてしまうんですよね。決して簡単な試験ではないけれど、世間からすれば5割も受かる簡単な試験に映るようです。抗って説明したところで、そんなんすぐ忘れられるから最近はあんまり言わないけど。 大学院側の反応は、まぁ、表向きは予想外の出来事といった感じでしたが、実際のところ3年次の成績は下降の一途を辿っていたし、宜なるかな、といったところなんやろなぁ。どうなんでしょうね。いずれにせよ、学院長の公式見解で合格した3名だけが大学院のこの立ち上げの時期に貢献したようなコメントが出た時点で、この大学院とは縁が切れたな、と感じた次第です。公私両面から協力できるところは協力して来たつもりですが、結局のところ合格するかしないかで天と地ほどの差のある扱いを受ける、というのがはっきりした次第。後輩たちにはそんな辛い想いをしてもらいたくないのでぜひとも一発で結果を出してもらいたいところです。これまでの個人での受験と違い、大学院の看板を背負っての受験ということで、しかも1期生ということもあってその期待に応えよう、と頑張ったつもりですが、それに応えられなかったことは大変申し訳なく感じている次第です。 とまぁ、こんな感じで当初7〜8割の合格率と言われていた新司法試験も(ちなみにその割合であれば最終合格していました;-p)気がつけば3割ぐらいの合格率になる試験となってしまい、無理な勉強をせずとも合格できると信じて法科大学院に入ってきた人たちの期待を大きく損なう制度となってしまったのでした。未修者の中にはまだまだ受験レベルには程遠い方もいて、その方たちのフォローをこれからどうするんやろ、とそれが心配でなりません。そもそも3年で全くの素人が司法試験に受かるレベルに持って行くというのが無理なんや、ああいう授業形式で。ほんまどうなるんやろ。 ま、ぼやいててもしゃあないのでこの辺にしときますが、とりあえず結果発表後はしばらく何も手につかず、7月に引っ越してきたマンションの維持費やらが予想外にかかることが判明して勉強どころじゃないわ、ということになり、10月からアルバイトを始めて、これまで4年間続けてきた(大学院在学中は休業状態でしたが)行政書士事務所も10月いっぱいで閉所することにしました。仮に修習に行くことになれば廃業しなければならなかったこともあり、時間の読めない状態で勉強を続けるのも大変やな、ということで、とりあえず事務所を閉めて、ボチボチアルバイトで実入りを確保しようか、ということになった次第です。ま、でも、夜間のデータ入力のバイト程度では知れてるし、かつかつ状態はもうしばらく続きそうです。祖父に託されてここに来たけれど、正直やたら広くて維持費もかかるし、どっか他に行きたいなぁ、というのが本音ですね。 去年の暮れに患った胆石症は今はほとんど痛みがなくなりました。たまに来るかな、というのがあるんですけど、ま、予兆がつかめるようになったので倒れるということはないと思います。それなりに節制もしたし、ま、脂っこいもんさえ気をつけていれば大丈夫かな、と。 そうそう、この2年間の勉強で体が疲弊しきってどうにも肩こりがひどくて耐えられん、というのでやむなく眼鏡を作りました。元々高校2年の時に視力が急激に悪くなって本来矯正が必要やったんですけど、右目が遠視の乱視、左目が近視の乱視とてんでバラバラの目をしているせいで、眼鏡での矯正がきついんですよね。世の中がかなり歪んでしまう。かといって、コンタクトは痛くて合わずにすぐやめたし。とりあえず右目が1.0くらいあるので運転もなんとか裸眼でできるし、読書は近眼の左目でなんとかできるわ、というので放置してきたのですが、もう肩こりに耐えるのが限界、というので眼鏡を作った次第です。最近のは非球面レンズがよくできていて、そんな視界も歪まないし、いいですね。本試験前になんとか慣れておこう、と辛抱して使っていたのですが、それも今は慣れていい感じです。肩こりも劇的に改善されて、嫁曰く、肩のカチカチに固いのがなくなったそうです。こないだ矯正の度合いをさらに上げて、それもすぐに慣れたし、これで今後は夜間の運転も楽になるかな、と。 なんか書いても書いても書き切れんなぁ。(^.^;) 先ほども書きましたが、7月に引越をしました。元々曾祖父が住んでいたところで、これまで代々いとこたちが代わりで住んでいたのですが、そこが空き家になっていて、所有する祖父におまえが行け、と言われまして。当初は前まで住んでいたアパートよりかなり広くなるというので喜んでいたのですが、諸々の維持費が全部こちら持ちというのが引っ越してから判明し、収入が減った上に住居費が大幅にアップしたので、ほんまにあっぷあっぷしているところです。引っ越すにも引っ越し代がかかるし、自分の事務所の備品やらも併せて持ってきてるので荷物が多いし。進退極まるとはまさにこのことやなぁ、と嘆いているところです。 それから、今年は古い友人との再会や、親しい人との別れなど人間関係で色々とありました。小学校時分の友人がたまたまこのサイトを発見してくれて、それをきっかけにmixiで呼びかけたところ何人かの同級生と再会することができました。みんなそれぞれ所帯持ちになって落ち着いてるんですけど、あぁ、やっぱり変わってないなぁ、というところがあっていいですね。元々気分屋で一人が気楽でいいわ、と感じるペガサス(動物占い)なんですけど、去年は人との交流が楽しいな、と思える一年やったように思います。別れといえば、法科大学院の後輩が途中で大学院を辞め、志を新たに渡米しました。時々連絡を取り合っていて、元気そうなのが何よりです。僕ももう少し若ければ別の道を模索していたかなぁ、と思うので、彼の勇断に敬意を払うとともに、ぜひとも新天地で頑張って欲しいな、と思う次第。その他、家が広くなったこともあって、あまり他人を家に呼びたくない自分が結構来客を招いていたりと、これまでとちょっと変わりつつあるかな、と感じているところです。 結婚生活も3年目。そろそろ子供が欲しいなぁ、と思っているのですが、状況が状況だけに微妙なところ。でも、子供ができたらそれも励みになるしなぁ。(^.^) ま、欲しいいうてすぐにできるもんでもありませんが。 嫁さまは扁桃腺摘出手術から1年以上が経ち、以前よりいい状態にあるみたいです。パッと見はすこぶる元気ですわ。でも、色々とアレルギーがあって、花粉症やらハウスダストやらは大変みたいです。空気清浄機のおかげでそこはマシなんですけど、そうそう、春に続けて2匹のうさぎを飼うことになったんですね。後から気付いたんですけど、うさぎの毛や餌となる稲科のチモシーというのにもアレルギーがあるようで、今はうさぎの世話を手伝うことになっております。(^.^;) ネザーランド・ドワーフ種の「すごろく」とホーランド・ロップ(ロップイヤー)種の「さいころ」、どちらも男の子ですが、かわいいのは見た目だけ、ものすごいやんちゃやし、飼い主には慣れへんし、抱っことか無理やし、ええことなしやったります。かごをガンガンかじってうるさいし。(T.T) あ、うさぎの話になってしまいましたが、嫁さま、今は重曹生活に目覚めまして、ロハスな生活を送っております。ロハスってよう知らんのですが。(^.^;) 洗剤類を重曹やクエン酸を使った環境のいいものに変え、手作り石けんや化粧水を作ったりと、色々とチャレンジしているみたいです。松居一代?の掃除のを見て、マツイ棒作って掃除してるし。いっしょに年末大掃除をしましたが(自分自身が大掃除に関与するのは10年以上ぶりなのでした)、あちこちきれいにピカピカになっていい気分です。玄関やトイレをきれいにすると運気が上がるといいますが、さてどうなることやら。(^.^) とまぁ、こんな感じで、相変わらず嫁さまには多大な苦労をかけ続けておりますが、とりあえずボチボチやっております。奥さま、いつもありがとう。ほんま頭が上がらんなぁ、と思う次第。 生活に追われてしんどい部分もあり、勉強もなかなか思い通りにいかないところがありますが、とにかくなんとか今年最終結果を得るべく、頑張っていこうと考えている次第です。 |
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