HOLGA 120SF 2001/11/11(日) 前が空いてるしストロボ入れてみよか、そう思ったんやろか。なんやろなぁ、夜間撮影に便利って思ったんかなぁ。どう考えても日中シンクロに便利なんて考えそうにないし。付属のマニュアルにISO100でGN16って書いてたから、ISO400のフィルム入れてGN32、絞りがF11と自作で追加したF16やからええとこ3mくらいですよね、届く範囲。そうかぁ、一応実用的ではあるんかな。 でも、どうなんでしょう。普段使ってるPanasonicのPE-20Sという小ぶりのストロボよりはるかに激しい光り方してるような気がしますけどね。(^^; なんかチャージの音もごっついストロボ並に大きいし。なんとなく撮る方も撮られる方も不安になるカメラなのでした。 よう考えたら絞りが一つ、自作のを入れても二つやしなぁ。どう見ても自動調光なんてしてないし、となると実質的に最適な距離って決まってしまうやないか。ん〜、被写体に合わせてカメラの位置を決めるんやなくて、カメラに合わせて被写体の位置を決めるのか。Contax IIやProminentですらそんな不遜なことは要求せえへんで。(^^; Leicaもきっとそうやと思う。ある意味すごいカメラなのかも知れんな。 機能的にはHOLGA 120Sと全く同じです。前面に「HOLGA 120S」とプリントされてたところにストロボが組み込まれて、「HOLGA 120SF」のプリントが向かって左手に移ったくらい。バカッと外れそうな裏ぶたも相変わらず。届いたらすぐにフィルム圧板を加工して取り付け、取り払われている晴れマークの絞りを追加しておいたのでした。 ストロボ内蔵になったことでホットシューはなくなっています。ま、確かにホットシューはいらんけど、シューくらいは残しておいてもよかったような気がする。あ、距離計載せても本体に目盛りが振ってないからいっしょか。どっかでそれぞれのマーク毎の距離を解説してたような気がするけど、そんなん気にするようなカメラでもないしなぁ。 で、電源は一体どうしてるんやろ、と思って中を開けてなるほど、と思ったのでした。手前にあるマスクに突起が二つあるのが分かりますでしょうか。これで単三電池を押さえつけてるのでした。ん〜、しかしぴったりってのがようでけてるなぁ。まさか最初から計画的に作ったわけでもあるまいし、きっとこのスペース見てピンと来たんやろなぁ。 スイッチオンでしばらくするとチャージされてオレンジ色のランプが点きます。でも、ランプが点く前にストロボ焚けるけど。シャッターに連動してパチパチ光るので、ストロボを使って多重露光ももちろん可能です。しても意味がないけど。あ、それなりに使い出はあるかも。 というのも、早速試し撮りしてみたんですけど、それはもうすごいのが撮れまして。なんというか、もうゴーストとかフレアとかそういうレベルではないのが炸裂してて。心霊写真捏造カメラちゃうか、と思いました。まぁ、シャッタースピードが1/100の単速やから暗いとこやと背景が写らないのは分かるけど。しかし、なんというかストロボなしのでもメタメタなんがさらにメタメタな結果になってます。普段からしょーもない写真しか撮ってませんけど、なんか初めてフィルムを無駄使いしたなって気がしましたねぇ。 どっか光線漏れでもしてるんかなぁ、と思ってふとノーマルモデルにあった内部の穴を見たら、なんとそこに電池室の接点が突き出ていました。そうか、きっとこれを塞ごうと考えてる時についでにストロボつけてまえ、と思ったんやな。ここに来て本機作製の意図に気づいてすっきりしたのでした。(^-^) さすがにマスクを改造して6x6専用にするためにもう一台ゲットしようという気にならへんな。ん〜、ある意味すごいセンスがないと使いこなせないカメラやな、と思うのでした。 |
HOLGA 120SF 仕様一覧 | |
方式 | レンズ固定120ロールフィルムカメラ |
レンズ | 光学式レンズ, f/8, 60mm |
シャッター | リーフシャッター 1/100秒 |
同調方式 | 内蔵フラッシュ |
ファインダー | 実像式, アイレベル |
ピント合わせ | アジャスタブル |
フィルムカウンター | 赤窓式 |
本体材質 | プラスチック |
外装 | プラスチック |
大きさ | 140×102×76 |
重さ | 200g(電池を除く) |
関連ページ | ホルガ what's HOLGA ? the camera loves me. Toy Panic HOLGA 120S |
ふえるんか?あるばむ | ちょいと小ネタのページ(臨時企画) | 機材紹介 |
閑人の粒焼 |
書き物 |
らくがき |
気に入り |
易占 |
Link |
掲示板 |
Help |