1989年春〜
後ろにあるのは壁掛け用でかスウォッチ

　これめっちゃ重いんです。いわゆるラップトップ型、いうやつでしょうか。重くて持ち歩きは事実上不可能。取っ手はついてるねんけど。

　大学に入るに当たって、ワープロくらい要るかなぁ、と思ったのが購入のきっかけ。当時Macintosh SE/30でMIDIをバンバン扱っていた弟に相談したところ、勧められたのが、これ。「てにをは」変換が出来て凄いで、が勧められたポイントでした。確かに凄いと思った。うちに転がってたブラザーのワープロなんて、表示が一行しかなくて、しかも単漢字で変換せんとアカンかったから。そんなもんやと思ってたので、すごく画期的なことなんや、と感動したのを覚えています。

　モニタは9incくらいでしょうか。今から考えたら随分小さかった。その狭い画面の中で、スクロールしながら、大判の書類作ったりしてたなぁ。当たり前と思ってたけど。

　それから印刷がゆっくりやった。速いモードでも、一枚印刷する間にお茶を入れて一服できた。合間に飯の用意をしたりもしたっけ。それも当たり前と思っていました。

　クラスの新歓パンフを作ったり、ゼミ名簿を作ったり、ゼミの発表の資料を作ったり、ありとあらゆる書類をこれで作った。閑人の粒焼もチマチマ書いてたんやけど、こないだ何年振りかで起動してみたら、読込みが出来なかった。(T.T)　お蔵入りやね。まぁ、どうせ大したこと書いてないと思うけど。(^^;

　なんというか、こういう表現の楽しさといいますか、そういうものの楽しさを知ったのは、こいつのおかげかなぁ、なんて思ったりもします。サンキュー、大きに。

Macintosh PowerBook 550cに戻る