易占で粒焼 1999/04/29(木) |
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火天大有の四爻変、山天大畜に之く
太陽がいっぱい。今は進むことだけ考えればよい。しかし、油断しないこと。得意絶頂の時を冷静に受け止めるなら、勢いはますます盛んとなる。 |
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ええのが出ましたね。この「ちょびっとヒント」を始めてまだ間無しですが、波のようなものが現れてるみたいでうまいことなってるなぁ、と思います。
大有は大いなる所有という意味で、そうなると自然と余裕も生じてきます。物質的にも精神的にもゆとりが出て来たというところでしょうか。「天の休命に順う(したがう)」とありますので、天が授けてくださったさだめとして喜んで従えばいいと思います。 ただ、そういう恩恵というものはなかなか気がつきにくいもので、人間得意になるとどうしても慢心に囚われてしまう。追い風に吹かれて突っ走ると何かの拍子で転んでしまいます。互卦でその辺のことを言うてますね。ちょっと気をつけや、いうことでしょう。勢い余って傲慢になるとどうしても衝突が起きやすいものです。 綜卦、錯卦は人が集まってくると言うてます。でも、人が来れば中には都合の悪い人もおる。合わん人もおる。妬んだりする人も。疑ってかかれ、という訳ではないですが、気を許してエライ目に遭うことのないよう慎重に、ということですね。 なんにせよ、易において手放しで何もかも良しとするものはありません。調子のいいときはあまり考えんでもうまいこと行くもんですが、ちょっと考えるようにすればもっと良くなるということでしょう。この調子をうまく維持したいものですね。 ほな、また。 |
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