スメハチをゲットしてすっかりロシアカメラのへなちょこだがやるやんけ度に魅せられた僕はついついこのAGAT(アガート)18Kもゲットしてしまったのでした。(^^;　こうやっていらんモノが増えていくんですな。ちなみにこのカメラはベラルーシ製だそうです。厳密にはロシア製ではありません。

　このカメラ、今では珍しくなったハーフサイズカメラです。35mmフィルム一本で通常の倍撮影できるというもの。そういや昔、うちにもオリンパスペンEEDというのがありました。探したらあったんですけどシャッター羽根が動かないので、ただいま修理に出しております。でも、中古で17,000円で売ってたしなぁ。修理代の方が高いかも。とりあえずレンズをバラしてベンジンを垂らして見たけど動かなかった・・・、あ、話が逸れましたね。(^^;

　で、ただいま試しに撮影しているのですが、なんせ倍撮れるカメラ。24枚撮りを入れても48枚撮れます。36枚撮りを入れたら延々撮り続けんならんなんてどこかに書いてありましたが、48枚もなかなか終わらないです。もう二週間近く経つのに・・・。ということで実力のほどはよく分からないのですが、どうやらレンズはかなりいいものらしいです。

　ただ、時々写らなかったりするらしい。ま、そんだけたくさん撮れるなら写らないのもあるわな、ってそれはアカンのか。(^^;　ま、でも、そういうアバウトなのもよろしいですやんか。;-)

　で、詳しい使い方はこちらを参考にして下さい。色々とややこしいようですが、ま、なんでも慣れたらいっしょです。(^^

　まずこのカメラ、フィルムを装填してないといくら巻上げダイアルを巻いてもシャッターがチャージされません。動作確認はフィルムを入れないとできないようになっています。(^^;　フィルムのセットはちょっとコツが入りますが、ま、なんとかなりますわ。

　それから、絞りは右斜め上の線におなじみお天気マークを合わせることでセットします。反対側に絞りの数値が彫ってありますね。ちなみにその内側にフィルム感度の数字がありますが、これを動かすことで先程のセットする線が移動します。うまいことなってるなぁ。ちなみにお天気マークの暗い方に窓のマークがありますが、一番スローのシャッターでも1/64秒やし、写るんかなぁ?　ま、でも、室内で使うようなカメラじゃないかも。一応本体上部のマークの上にある蓋を開けるとホットシューが隠れてたりするんですけどね。このホットシュー、当たり外れがあってシンクロがちゃんと働かないのが多いらしいけれど、うちに来たのは辺りでした。ちゃんとストロボが使えてます。(^^

　そうそう、このカメラ、絞りとシャッタースピードはセットになっていてスメハチみたいに自分でいじれないです。ま、お手軽コンパクトカメラというコンセプトからすれば、あまりゴチャゴチャ考えずに撮れるのがいいんやろけど。詳しくはこちらのページを参考にして下さい。

　距離はレンズ部分の周りにあるリングを回すことで合わせます。これがまたほんのちょっと動かすだけなので、丸々一回転回るスメハチのレンズと比べると大丈夫かな、と心配になってしまうのでした。(^^;

　それと、ちょっと見辛いのですが、レンズの根元にぎざぎざがついているのがわかりますでしょうか?　これが被写界深度メモリになっているそうです。マニュアルに載ってた図を見るとたしかにそんな気が。でも、ロシア語で書いてるしちっとも分からん。ま、ないよりはマシですけど、あまり使わないようなきがするな。

　で、レンズ横のポッチリを押すと「チッ」という音がしてシャッターが切れます。鼻をかむ音なんて書いてあったけれど、鼻をかむ音って僕の場合「ズビーッ」やからちょっとピンと来ません。(^^;　ま、でも、すごく軽快です。どのシャッタースピードでも同じ音なのが気になるけど・・・。ボタンの音とシャッター羽根の音とは別なのかも。

　それとこのカメラ、気軽にパチパチ撮るもんにしてはレリーズ穴がついてたり、三脚用の穴がついてたりします。チープな割には至れり尽くせりやなぁ。ちなみにこの三脚穴、普段はストラップとレンズキャップをぶら下げるのとを繋げておくようになっています。こういう細かい細工は大好きです。:-)

　それからこのレンズもやはり逆光には弱いようで一応こちらのページを参考にしてフードを作ってみたんですけど、仕上がりはもう一つですね。(^^;　ま、そうそう逆光状態で撮ることはないと思うけど。

　ま、なんにせよ、大雑把やけど撮ってて楽しいカメラなのでした。;-)