• 雑文

 日々の生活、何の気なしに送っていても、そこには厳然とした流れといいますか、無意識に取られる間(ま)といいますか、そういうものがあって、そのおかげで日々是好日となるものです。そういう目に見えない部分は普段気がつくということはありません。

 

 が、日々の生活、ちょいちょいそういう流れや間が途切れることがあるものです。天気予報の新人のお姉さんが最後に「天気予報でした」というのを言い忘れて、しばらく間が空いた後に「あっ、天気予報でした」などと言うのを見ると、人は大きな流れに乗って生きているのだ、なんて思ったりはしないです。頑張れ、新人ちゃんと思うくらい。

 

 それはさておき、舞台はまたも藤井寺のジャスコ。こないだお母んと妹、妹の子といっしょに四階のツエルクという喫茶店でおやつを食べていました。暑かったのでプリンパフェ。いつものことながらここのソフトクリームはボリュームがあっておいしい。近所にお住まいの方はぜひ食べにいらしてみてください。

 

 甥っこは管物好き、むぅ、すごい変換やな。果物好きなので、フルーツパフェをとっていました。バナナやメロンが結構ごっつく切って乗せてあるのでご満悦。が、食いしん坊なのでもっと欲しい、とご所望で、僕のにのってたメロンも差し上げたのでした。

 

 ちょうどその時、注文したものを全て運び終えたウェイトレスのお姉さんが、テーブルいっぱいにデザートが並んでいて、こりゃここには置けんやろなぁ、と思ったかして、伝票を隣の空いているテーブルに置いたのでした。

 

 と、さらにちょうどその時、僕がメロンを甥っこに差し出して、自分の小皿に載らないなぁ、と甥っこがテーブルにメロンをでんと置いたンですね。その時、本来ならねじれの関係、太古の昔に遡ろうが、未来の果てまで飛んでいこうが決して接することのない二つの事象が接してしまったのでした。

 

 お姉さんが伝票を置いた丁度その時、甥っこがメロンをテーブルに直に置いたので、僕はこう言ったのです。「そんなところに置いたらアカンやろぅ、ここに置き!」丁度その日は散髪に行って、ほぼ丸刈りに近い状態になっていました。視線を前方に据えたままそんなことを言われたお姉さんは「あっ」と小声を出して、一瞬フリーズしてしまったのでした。タイミング悪し。

 

 ちょっと怖そうなお兄さんが、あ、いえ、オっちゃんがこちらを見ることもなく、よかれと思って隣に伝票を置いたのにいきなり「そんなところに置いたらアカンやろぅ!」などと言うたらそら怖いですね。僕でも怖いです。もちろんお姉さんはすぐに状況を察してそのまま伝票を置いていきはりましたが。

 

 なんかこういうことがあると、間ってのはほんま大事やなぁ、と思うのでした。まぁ、メロンをテーブルに置いた甥っこが一番の原因なんやけど。

 

 ま、今回も特にオチがあるというわけではなく、この辺で失礼いたしますです。それではよいゴールデンウィークを。

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