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  • 雑文

 ここしばらくカメラの方ばっかり気がいってたもので、雑文を書くのもすっかりご無沙汰なのでした。小ネタは結構あるんですけど、まとまった量を書こうと思ったらちょっと少ないなぁ、とか思ってる内に忘れてしもて。

 

 ま、それはよろしぃねんけど、今回はこないだ近所のポロロッカに買い物に行った時の話です。ちなみにポロロッカはマイカルグループのスーパーですわ。サティとかビブレとかあの辺がマイカルグループ。なぜか某G軍の優勝セールをやっていたところ。なんでやねん。

 

 ま、それもさらによろしぃねんけど、こないだ家族みんなでポロロッカに行った時のこと。いつものように陳列をあれこれ眺めていたらいきなり見知らぬおばあちゃんにいきなりこう聞かれたのでした。

 

 「山椒ないか?」

 

 山椒・・・。山椒・・・。一瞬なにが起こったんか分からなかった僕は「山椒はないざんしょ〜」と駄洒落かましたり、「安寿と厨子王、生き別れ!」とか「天然記念物は売ってまへんで〜」とかボケることもままならず、「え、あ、よう分かりませんわ」と素で応えていたのでした。

 

 近くにいたお母んに応援を頼んだんですけど、さすが主婦、「季節のもんやからないやろなぁ」「あぁ、そうでっか、大きに」で見事事態を収拾させていたのでした。むぅ、まだまだやなぁ、ワシ。

 

 というか、その時は非常に極めてオーソドックスに真っ当な普段着やったんですけどね。別に三角巾とかかぶってたわけやないし。グレーのハイネックやったしなぁ。どう見ても店の人間には見えへんかってんけどなぁ。山椒マニアに見えたんかなぁ。

 

 まぁ、なんかものを尋ねやすいオーラが出てるんかもしれませんね。本人普段はとりわけ笑顔を作ってるつもりはないし、それどころか仏頂面してると思うんですけどね。どうなんでしょう、普段の顔を見たことないからなんとも言えませんが。

 

 でも、いきなり予想もしない訊き方をされるとなんか全てが止まってまいますね。まだ道を訊かれるとかやったらいいようがあるやないですか。地元の人間ちゃいますねん、とか、なんやったら一緒に行きましょ、とか。ま、ずぼらなんで大阪におる時でも他所から来たンですわ、とか言うてるんですけどね。「来たンですわ」でバレそうやけど。

 

 こないだ台湾に行った時も総統府の前で道を訊かれました。雰囲気からして中国から来てはった方かなぁ。こいつはネイティブ台湾人やろと信じて疑わなかったようでいきなり中国語で話し掛けられたんですが、そういう状況ですらすら応えられるほど中国語が話せないので、つい日本語で「あ、すんません」と言うてしもたのでした。そしたら、「あ」と言うて立ち去りはったけど。外国で困ったらとりあえず訳の分からん言葉で話すといいかも。あ、そういう話やなくて、なんやったっけ、とにかく予想もしない展開になると人間止まってまいまんな、いうことなのでした。

 

 そうそう、ちょっと前に大阪ローカルでやってたCMなんですけど、外国人がおばあちゃんとおばちゃんのカップル?に地下鉄がどこにあるか訊くのがあったんですわ。「Where is a subway?」って訊くんですけど、そしたらおばあちゃん、さすが大阪人やね、「さぶいのんか?」って応えて「この人さぶいらしいわ」言うて自分がしてたマフラーを巻いてあげたのでした。「Thank you!」って言う方も言う方やと思うけど、やっぱり大阪人的にはおばあちゃんの淀みない受け答えがすごいなぁ、と感じた次第です。

 

 しかし、その時は月曜やったんですけど、そんな総統府の前でパチパチ記念撮影してる台湾人はおらんと思いますけどねぇ。月曜の朝に国会議事堂をパチパチ撮ってる日本人があまりいないのと同じように。いや、人によっては違う目的で撮ってるかも知れんけど。

 

 東京とかで道を聞かれて「僕、大阪ですねん」とか「地元とちゃいますねん」とか言うとちょっぴり受けるといいますか、クスリと笑われるのはええね。笑いを取る場合やないんやけど、笑いを取れたのが素直に嬉しいのでした。

 

 え、あれでっか、そろそろ話をまとめた方がええの? うん、分かった。

 

 ま、とにかく人によくものを訊かれる僕ですが、予想外の質問にはなんぼ親切に応えたくても応えられないのでした。ということで、スーパーでなんか質問がある時はもうちょっとメジャーな食品のことを聞いて下さい、おばあちゃん。

 

 おばあちゃん見てへんっちゅうねん。

 

 ちゅうか、その前にオチてへんっちゅうねん。なんか決めゼリフのようになってきたな。

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