月別:1999年05月
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    目の前に二つの空きパックがある。200mlのドリンク。「なぜなかったの?」シリーズらしい。「冷・温タイプ、つめたさのおいしさ」と書いてある。長崎にある会社が出し ...

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 先月は統一地方選挙というのがありました。頑張れ誰それ、負けるな誰それ。毎回毎回同じしゃべりで、もうちっと工夫したらええのに、などと思っていましたが、どうやらあれは全国ナンチャラカンチャラいう統一の要式らしきものがあるらしい。

 

 しかし、どれも一緒やったら誰に入れたらええんか分からないじゃないですか。まぁ、本人以外が政策とか言うたらアカンのかもしれませんが、せめて立候補してはる人のカラーくらいは出してもええのやないかな、と思います。その点、マニュアルの読まなくていいところを読んでみたり、ベテランの人に突っ込まれてマイクを持ったまま「あ...」と言うてしまったりした方が、味があってええなぁ、と個人的には思います。身近にあった実話なり。

 

 それはさておき、我が藤井寺でのお話。駅前からちょっと西に行ったところに線路のガードをくぐって車が往き来するところがあるんですね。高架下辺りがすれ違いが無理な狭さで、どっち側のもんも我先に行こうとするので、朝方の出勤時間とか夕方の帰宅時間とかにしょっちゅうズラーッと大渋滞が生じています。で、時々怒鳴り合いをやっている。僕も一度やったことあるけど。「こっちは五分も待ってんじゃ、ボケぇ〜!」などとつい怒号を飛ばしてしまった。でも、向こうから来た人にはこっちが何分待ってたかなんて分からないですね。今来たところなんだから。信号つけるか、一方通行にするか、幅を広げるかして頂戴よ。

 

 話が逸れましたが、選挙シーズンまっただ中のある日、その高架をくぐろうとしていたときに、前をちょうど選挙カーが降りていったんですね。あの天井に拡声器の箱を載せたの。普通のワンボックスでギリギリくらい、そうやなぁ、ええとこ2mちょっとくらいの高さしかないから、無理やんけぇ、と思っていたのですが、案の定、高架手前の高さチェックの横棒の手前で立ち止まりました。兄ちゃん勢いで行ったけど、やっぱりアカンかったな。それまで愛想ようしゃべっていた嬢をつけるには少々ためらいを感じるウグイス嬢の方もマイクを握ったまま沈黙してしまいました。

 

 ちょっと車間を空けてはいたのですが、言うてる間に後続の車がピタピタっとくっついたので、そのまま下って抜け出すことが不可能となりました。さて、どうするよ、兄ちゃん、ちょっとしゃがんでって訳にはイカンで、などと思っていましたら、おもむろに反対車線の方へケツを振り、下りだしたのです。お、なるほど、やるやないか、とちょっと感心、一つ一票入れてやるか、などと思いました。でも、よく考えたら他に方法がなかっただけなんやけど。

 

 それはともかく、車が下がりだした。対向車の人も事情を察してかおとなしく待ってくれてはる。ま、なんとかなるやろ、と思っていたその時、ウグイス嬢はカッと振り返り、満を持してしゃべりを再開したのでした。

 

 「皆さま、お忙しい中、バックにて失礼いたします。」

 

 それはちゃうやろ、思わず突っ込んでしまいましたよ。いや、冷静に対処しているという意味では褒められるべき対応かもしれないけど、ちょっと悠長すぎないか。まぁ、直接運転していたわけじゃないからあまり焦ってなかったのかもしれないけど、もうちょっと人間味ある対応でもええのやないか、と思ったのでした。それこそ、ノックさんの「後ろ向きでも政治は前向き」いうポスターくらいの遊び心があってもええのやないか。も一つやったけどね、あれは。そうやな、受かった暁には選挙カーもくぐれる高架を実現、くらい言うても良かったンやないか。多分、あの時あの高架を通過していた人たちのハートをグッと掴んでいたと思うなぁ。オーっ、この人ならこの高架を何とかしてくれるって。ないかな、それは。

 

 もし、もしああいう有事に際してどうしゃべるか、というマニュアルがあるとすれば、それはそれですごいなぁ、と最近になって思ってるんですけどね。あるいはベテランの味というのか。でも、やっぱりカタにはまったのって堅苦しくて嫌やなぁ、と思うのでした。あ、でも、他人におケツ向けるのは失礼やと自然と思って出た言葉だったとしたら、う〜ん、それはそれで行儀がええやないか、と思うなぁ。あ、だったら、あれですわ、トラックがバックするときの声が出るの、あれにしたらええんやないかな。「ピピー、ピピー、バックにて失礼いたします。ピピー、ピピー、バックにて失礼いたします。」それはやりすぎ。ま、やっぱり、「ちょっと後ろすいませんなぁ。」くらいがええのやないでしょうか。

 

 ま、やっぱりものは見様ということで。でも、そういう見様のすき間にツッコミどころがあるので、辞められまへんなぁ、と思うのでした。あれ、なんか真面目やん、今回。どこがやねんな。

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 言わなければエライ目に遭わずに済む。そんな意味のことわざがあるとばかり思っていたけれど、実際はないみたいやね。よく似たのに、「知らぬが仏」、「言わぬが花」、「言わぬが損」、なんてのがありました。知らんかったら要らん気を遣わなくて済む。黙っている方がかえってよい。道理のあることは言うた方がええし、黙ってたら損や。どっちやねんな、と思わず突っ込んでしまいました。

 

 前回お話した味噌汁ドリンクやけど、先週ジャスコに行ったら置いてありました。六本だけやったけど。みそドリの名誉のため、ここで一言詫びておきたい。まだまだ頑張ってるんやね。買わなかったけど。あ。言うてしもた。

 

 それからもう一つ。これはずっと前から気がついていて、もしかしたら読んではる方も気がついていたかもしれないことなんやけど。この雑文を始めるにあたってですね、「最初にお読み下さい」の中で「himagine」なんて名付けて御機嫌になっておりましたが、実は「himazine」にしたかったんですね。単純に「magazine」と引っかけただけやってんけど、なんか響きが良くて、オーっと一人悦には入っていました。が、よう見たら綴り間違うてる。ゲ、と思いましたが、気がついたときにはすでにバナーも出来ていたし、雑文も幾ばくか出来上っていて、もう手遅れなりよ、と思ったのでした。それはウソやな。まだ四つ目やんか。

 

 とりあえずバナーの方をいじってみたんですが、他のファイルとか名前全部いじるのもめんどくさいので、結局「himagine」のままにしておきました。この際雑文を書くことを「himagine」ということにしたいな・・・。ダメっすか。「himazine」なんてありがちやからも一つやしなぁ。自分で考えておいてアレなんですけど。

 

リニューアル前に使っていたバナー

 

 まぁ、正直言って今回もまた大した話やないな、とここまで来てちょっとへこんでおります。中途半端が嫌いなので、言うか言わんか、どっちかせんと気が済まなかったりする、何につけ。最近は黙ってるのがちょっとしんどくなってきたので、また幼少の頃に戻ってあーだこーだ言うておりますが、内容も切り口も幼少に戻ってしまっているので、何かと不都合が生じております。ええ年こいたおっさんがゴマメ扱い(大目に見てもらうということです)してもらおうとするのが甘いな。

 

 なんか、言わんでも良かったけれど、言っておかんとアカンかったような気もするし、気がついたら気がついたで気になるような(ならんか)しょうもないことやし、言うてもたぁ、いう感じです。ま、こういう錯綜した状況を指すためにも、「言わぬが仏」ということわざを提起したいな、とこう思う次第でして。

 

 で、これを読んでくださった方は「言うたが鬼」になったりするんやろなぁ。え、そういうことわざもないですか。ないないづくしやな、内容も込みで。

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 目の前に二つの空きパックがある。200mlのドリンク。「なぜなかったの?」シリーズらしい。「冷・温タイプ、つめたさのおいしさ」と書いてある。長崎にある会社が出している。知らなかったけど、ハウステンボス町ってあるんやな。ということはパルケエスパーニャ町もあるんかな。

 

 一つは「味噌汁ドリンクしじみ」。もう一つは「クリームシチュードリンク」。ジャスコの地下食にある牛乳の陳列の一角を結構の量占領しているのを発見しました。これは飲まねばなるまい。新しいものには滅法さとい私は後先考えずカゴに入れていたのでした。

 

 それとは別に「納豆栄養ドリンク」というのを飲んだこともあったけど、あれは納豆のネバネバだけを粘り気なしに飲んでるようで、いかにも体に良さそうだったが、さすがに気持ち悪いので一度でやめました。一度も飲むなよ、と家族に言われたけど。

 

 もとより冷たくてもうまいものが本当にうまいのだ、という持論を持つ私。持論を持つは繰り返しだな。それはさておき、当然のごとく冷たいまま飲みました。行楽のお供を想定してるみたいだし。すりつぶしてジュース状にしてあるので、まぁ、確かにサラッとして飲みやすい。噛む手間も省けるだろう。消化にも良さそうだし。うまく行けば小便だけで済むかもしれない。それはないな。ババちい話ですいません。

 

 しかしだ、やっぱり食感というのも大事なわけで、しじみが汁というのも随分と味気ないものである。シチューの方に至っては原材料で固形らしきものはたまねぎくらいしかない。後は牛乳、テールスープ、シチュー粉。具のないシチューじゃないか。ワカメはどうした、鳥肉は、ニンジンやじゃがいももあるだろう。なぜマッシュルームを外すか。まぁ、イチゴジュースと言いつつ香料しか入ってないのに比べて、しじみやたまねぎを入れてあるだけ良心的だけれども。すりつぶしてあるから分からないけどね。ん? もともとシチューも味噌汁もドリンクじゃないか。ま、それはいいか。

 

 多分ストローのサイズにおもねってしまったのだと思う。コストの問題があったのだろう。あの細いストローでしじみやたまねぎをそのまま楽しむのは確かに無理があるし。しかし、個人的にはストローの方をなんとかしたら良かったのではないか、と思う。直径1.5cmもあれば吸えるだろう。あ、圧力かからんか。少なくとも飲み口を大きくすればいけたんやないか。そういう意味では昔ながらの飲み口のでかい、缶のぜんざいとかつぶつぶオレンジとかの方が発想としてはいいと思う。あ、もしかして最後に底に粒とかが残って気になる人のために作ったのか。むぅ、そうだとしたら、そうだとしたら、それはそれでいいことやないか。気がつかなかった。

 

 多分そうなのだろう。「なぜなかったの?」とまで言うのだから。どう考えても今までの汁物で苦労してきた人向けにしか読めないし。しかし、意気込みも最初だけだったのかもしれない。最初に買った味噌汁の方は、サブタイトルが「お弁当、おにぎり、パンのおともに!」「ご家庭の常備飲料」とビックリマークありの、言い切りありの、それはもうなんて画期的なんだぁ、と言わんばかりの勢いが感じられるものだった。常備とまで言うなんて、すごいやないか。乾パンと同格だぞ。今どき置いてないか、乾パン。

 

 ところが、しばらくしてから買ったシチューの方は、「お弁当・パンのおともに・・・」「さらっとして、飲みやすい・・・」と随分と歯切れが悪くなっている。おにぎり派には受けが悪かったのか、おにぎりが割愛されている。縦書きから横書きになったこともあるのだろうけど、フォントのサイズが幾分小さく見える。ちょっと早まったかなぁ、という後悔にも似た気持ちがうかがわれて、思わず頑張れよ、と言いたくなってしまった。このシリーズ、俺一人になっても飲み続けるぞ、と思ったのだった。

 

 しかし、次に行ったときにはいつもの牛乳コーナーに戻っていた。ない。私がはまったものは大抵無くなるのが早い。無くなる方が悪いのか、私がはまるのが悪いのか、それは知らないけれど、いずれにせよ、また一つお気に入りが無くなってしまった。ビーフシチュー、ふかひれスープ、赤出汁、お雑煮、ボルシチ、トムヤムクン、ブイヤベース。色んなものを期待していただけに、ちょっと寂しい。多分サブタイトルをつけようとして涙が止まらなくなったんじゃないかな、切なくて。みんな悪かったなって。いや、知らんけどね。ジャスコが扱わんようになっただけかも知れんし。

 

 いつかまた会えるのだろうか。目の前にあるパックを見つめながら、ポツンとつぶやいたのだった。「なぜなくなったの?」

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